歴史講座 公開講座
令和7年度の定期総会終了後、下記の通り、歴史講座を開催します。今回の講座は、市民へ
の公開講座となっていますので、受講を希望される方は、自由にご参加ください。
記
期 日 4月26日(土)
会 場 久留米市立中央図書館 3階会議室 開演14時00分~15時00分
演 題 「日本書紀に記録された筑紫大地震」(公開講座)
天武7年12月に発生した大地震は、地裂けること6m、長さ9km余、農家の家が
多く仆れ壊れたと日本書紀に記されている。その遺蹟である耳納断層が発掘調査で
確認され保存されているが、各地に見られる遺構から当時の様子を語る。
講 師 文化財保護課主幹 白木守先生
受講料 無料
その他 事前申込不要。
駐車場 無料。近隣にも有料駐車場有り。出来るだけ公共交通機関でお越しください。
問合先 事務局・下川和彦 携帯090-4480-0657
歴史講座 新年例会 会員限定
明けましておめでとうございます。お正月は、如何でしたか。さて、恒例の新年例会を、下記の通り開催
しますのでお知らせします。卓話後、お料理と酒が出ますので、バス等でお越しください。
記
期 日 令和7年1月25日(土)11時20分集合
開 会 11時30分~卓話 12時~小宴~14時
会 場 久留米市日吉町3-19 旧図書館西分館跡の海鮮居酒屋「久留米惣吉」
電話0942 33―2608
西鉄バス―本町バス停下車、徒歩約10分
卓 話 「よもやま話・テクテク歩いた九州の見どころ」JR九州のイベントに応じて、北部九州4県
1,200㎞を歩き、各地の特色や歴史を見聞したことなど、写真で紹介します。ご笑覧ください。
語り部 西隈 定幸 先生
会 費 4,000円 当日会場でいただきます。
申込先 下川和彦氏 携帯(受付20時以降)090-4480-0657で受付。
1月22日(水)〆切です。
歴史講座 10月例会【市民公開講座】
天高く馬肥ゆる秋。耳納山麓の農家の庭先では甘い柿やイチジクが並び即売されています。つい手
を伸ばしますが、皆さん食べすぎにはご用心を。ズボンがはけなくなりますよ。さて、今月の例会を
下記の通り開催しますのでご参加下さい
記
講 演 「久留米地域の酒造業について」―その歴史的発展の原点を探る―
「日本三大酒どころ」として「東の灘、西の城島」と称されていますが、福岡・筑後「久留
米」の酒造業は、如何にしてその基盤を築いてきたのか?検討します。
講 師 谷口 豊 先生
日 時 令和6年10月26日(土) 13時受付 〇開講13時30分~15時
会 場 野中生涯学習センター 多目的室 〒830-0862 久留米市野中町1075-2
アクセス 石橋文化センターの南隣。無料駐車場有り。バス停→石橋文化センター下車。徒歩5分。
受講料 無料。 事前申込み不要。
問合先 事務局・下川和彦 携帯090-4480-0657 問合せは、20時過ぎからお願いします。
歴史講座 8月例会
講演①「明治開化期三潴県下における新聞発行と縦覧所開設」
-活字印刷メディアとその受容施設の出現- 講師・下川和彦先生
廃藩置県後1871(明4)年~1876(明9)年の5年間だけ存在した三潴県で2種類の新
聞発行と「新聞」という新しいメディアを広げるための「縦覧所」施設を開設した記録
が残ります。この記録をもとに新聞と縦覧所出現の社会的意味について考えます。
講演②「道君首名」について 講師・樋口一成先生
文武天皇の時代、刑部親王や藤原不比等らのもと国の基本法である大宝律令の選定に
携わった道君は、平城に都が移って間もない和銅5年(713)、新羅から帰国し筑後守
及び肥後守に赴任し灌漑の改良、野菜の栽培、養鶏豚などを奨励し国づくりを進めた
本講座では、各地に伝承する道君の遺跡をさぐる。
期 日 令和6年8月24日(土) 受付・13時 開講・13時30分~15時00分
会 場 久留米市立中央図書館 3階 会議室
受講料 無料 事前申込み不要 一般市民のご来場を歓迎します。
駐車場 無料。近隣にも有料駐車場有り。出来るだけ公共交通機関でお越しください。
歴史講座 7月例会 演題「木材の移送の手段による生活環境の変化」について(市民公開講座)
私たちは関心が薄いと、つい時代(環境)が変わっていることに気づかないままに、過して
います。森林や木材は身近なものであるのも関わらず、話題の対象になりにくい。
そこで、縄文時代から現在に至る木材の移動手段等の変化について、具体的に森林や木材の
ことを少しでも知ってもらい、生活環境も知らないうちに変化していることに気づいて、今後
の進むべき方向を考えることにいたします。
講 師 (会員)福島 俊彦 先生
期 日 令和6年7月27日(土) 受付・13時 開講・13時30分~15時00分
会 場 久留米市立中央図書館 3階 会議室
受講料 無料 事前申込み不要 一般市民のご来場を歓迎します。
駐車場 無料。近隣にも有料駐車場有。出来るだけ公共交通機関でお越しください。
問合先 事務局・下川和彦 携帯090-4480-0657
歴史講座 演 題「天保7年高良山略図を読むー御手洗池界隈―」(市民公開講座)
御手洗池と共に丘の上には、新清水観音堂があり、対岸には、高牟礼神社が鎮座
する。この地は高良山登山の休憩地であり、言わば観光スポットであった。江戸
時代の姿を絵図をもとに探ってみる。
講 師 高良山観光ボランティアガイドの会 山口 淳 先生
期 日 令和6年4月27日(土)14時00分~15時00分
会 場 久留米中央図書館3F視聴覚ホール
その他 受講料は無料です。事前申込も不要です。一般市民のご来場を歓迎します。気軽
においで下さい。
問合先 事務局・下川和彦 携帯090-4480-0657
歴史講座 新年例会 「巨木よもやま噺」会員限定
卓 話 山本廣明先生
期 日 令和6年1月27日(土)
会 場 海鮮居酒屋「久留米惣吉」0942 33 2608 西鉄バス 本町バス停下車 徒歩5分
会 費 3,500円 当日会場でいただきます。
卓 話 北野町高良村には、樹齢400年と伝わるクロガネモチの巨木が見られる。その脇の石碑にこの
村が江戸時代後期に発生した筑後川の洪水によって一村が埋まり、その復興は、村民の努力によ
って成就した旨記されている。この巨木と傍らの地蔵尊は復興のシンボルとして今なお村人を見
守ってくれている。
歴史講座 11月例会、「Webサイトによる郷土史の発信」会員限定
期 日 11月25日(土)
会 場 生涯学習センター「えーるピア」2階210号研修室
講 師 樋口明男先生。
歴史講座 福史連・筑後地区研究発表会「近世筑後の殖産興業と特産品」
期 日 11月19日(日)
会 場 大牟田市立カルタ歴史資料館
講 師―半田隆夫先生 当番・大牟田の三池史談会
8月例会の延期について
今月26日(土)に予定していました8月例会「ウエブサイトによる郷土史の発信」(講師・樋口明男先生
)は、受講者が持参するスマホ、パソコン、タブレットを使用するため、会場のWi-Fi環境が必要です。
したがって、予定していた日程を変更します。 準備が整い次第改めてお知らせします。 8月10日記
歴史講座 8月例会 「 ウエブサイトによる郷土史の発信 」ー会員講座ー
期 日 令和5年8月26日(土) 〇13時受付 〇開演―13時30分~15時00分
会 場 久留米市立中央図書館 3階会議室
演 題 「 ウエブサイトによる郷土史の発信 」
具体的な指導をいただきますので、受講者される方は、スマホ、パソコン、タブレット等を
持参ください。
講 師 樋口 明男 先生
入場料 無料・事前申し込み不要です。
歴史講座 7月例会 「図書館に残された出版統制記録について」ー市民公開講座ー
期 日 令和5年7月22日(土) 〇13時受付 〇開演―13時30分~15時00分
会 場 生涯学習センター「えーるピア」2階210号研修室 西鉄久留米駅より徒歩で10分。
演 題 「 図書館に残された出版統制記録について 」
1900(明33)年に創設された久留米市の図書館には、古文書とは別に、明治期からの資料が残されていま
す。調査により発見された大逆事件後の発出文書など、明治から昭和戦前期に至る出版統制にかかわる事務
文書資料の報告を行います。
講 師 下川 和彦 先生
入場料 無料・事前申し込み不要です。
駐車場 有料・30分以上3時間まで200円
期 日 令和5年6月24日(土) 受付12:30~ 発表13:00~15:50
主 催 福岡県教育委員会・福岡県地方史研究連絡協議會(福史連)
定 員 県民一般 100名 参加費ー無料 事前申し込みが必要です。
会 場 福岡県立図書館 レクチャールーム 問合せ先⇒電話092-641-1126
研究発表 遠賀川の被害と治水の歴史 千々和 明男 (八幡郷土史会)
平成2年と平成24年7月に八女地域を襲った水害 山口 祐士郎(懐良親王顕彰会)
遠賀郡の二つの年代記に見る江戸時代の風水害 有馬 守 (八幡郷土史会)
筑後地域及び周辺地域における気象災害~森林管理の立場から 福島敏彦(久留米郷土研究会)
期 日 令和5年4月22日(土) 会場・久留米市立中央図書館3階視聴覚ホール
開 会 13時30分~15時:00分
令和5年度定期総会終了後、同会場にて開催します。公開講座 一般市民の聴講を歓迎します。
テーマ 「小森野川、中谷川、井田川から土地の歴史を読み解く」
記憶を今の間にたくさん集めて記録しておくことがますます重要な時代。当たり前だったこと 、当たり前だっ
た風景こそ誰も意図的に残していない。先輩方の記憶を聞かせて欲しい。
〇 小森野川 現在、久留米城の北部で筑後川に注ぐ筒川の流路は、小森野捷水路による分断以前の 姿を復元する。
〇 中谷川 特異な中谷川の流路と「ごいご川」
〇 井田川 井田川とはどんな川なのか。清水館の刺身のツマは、ヤナギタデではなかった。朝妻 の湧水群は、カ
ワモヅクの生息地だった。
講 師 日本地理学会会員 南筑高等学校教諭 角正博先生
その他 受講料無料。申込不要。
歴史講座 [星野金山の歴史及び山北石と長野石について」公開講座 市民の参加を歓迎。
期 日 令和5年2月25日(土)
開 会 13時30分~15時:00分
会 場 久留米市立中央図書館3階会議室
テーマ 「星野金山の歴史について」及び筑後地方の寺社仏閣で使用されている「山北石(輝石安山岩)」や
岩戸山古墳の石人石馬像の原材である「長野石」(溶結凝灰岩)について」学びます。なお、当初は
、見学会「地質露頭の探訪」を予定していましたが現地の寄付きが悪く、時期を変えて実施します。
講 師 当会副会長 立石昭久氏
その他 会費無料 申込不要
見学会 赤穂浪士四十六人を偲んで、草野歴史資料館企画展「仮名手本忠臣蔵と郷土に伝わる浪士伝説」を見学
します。新発見の仮名手本忠臣蔵と門外不出の磯貝十郎左衛門文書 山鹿日輪寺蔵、寺坂吉右衛門文書
・一念寺藏、吉右衛門持参の槍、長鉈など貴重な史料を拝観し、細川藩における大石内蔵助、吉田忠左
衛門ら17名の浪士たちの接待役堀内傳右衛門の覚書や磯貝文書、寺坂吉右衛門書簡等から、討入の準備
、討入り本懐を遂げる迄の経緯等を学びます。
開 会 13時:30分~14時:30分
会 場 久留米市立歴史資料館TEL 0942-47-4410 駐車場有
西鉄バス25番 草野上町下車 徒歩3分
解説者 草野歴史資料館 学芸員 樋口一成氏
その他 市民公開講座、申込不要、入場無料 マスク着用をお願いします。
歴史講座 「忠臣蔵異聞・寺坂吉右衛門と久留米藩士柘植六郎左衛門について」
期 日 令和5年1月 28日(土) 新年例会
卓 話 草野歴史資料館 学芸員 樋口一成氏
赤穂事件で討入に参加した大石内蔵助ら46人が預けられていた細川越中守、松平隠岐守、毛利甲斐守、
水野監物ら田大名屋敷において切腹となり、家族の処分も行われた後、なぜ久留米藩は藩士4家を処罰し
たのか? 吉良邸討入に参加しながら、姿を消した寺崎吉右衛門は、大石内蔵助の参謀格吉田忠左衛門
奥方の弟で久留米藩士の羽田傳左衛門、柘植六郎左衛門を尋ねて、久留米に来たのだろうか?
開 会 11時40分~卓話 12時~小宴~14時
会 場 久留米市日吉町3-19 旧図書館西分館跡
海鮮居酒屋「久留米惣吉」0942 33 2608
西鉄バス 本町バス停下車 徒歩5分
会 費 3,500円 当日会場でいただきます。
申込先 下川和彦氏 携帯(受付20時以降)
090-4480-0657で受付。
1月25日(水)〆切です。
歴史講座 11月、筑後地区研究発表会
主 催 福岡県地方史連絡協議会
主 管 筑後郷土史研究会
期 日 令和4年11月26日(土)14時~
会 場 筑後市・水田天満宮 飛梅会館(筑後市水田)
研究発表 「水田天満宮と尊攘運動」 講師 宮原恭盛先生
フィールドワーク「真木和泉守と山梔子」 講師 隈本勧請先生
申し込み不要。 どなたでも参加できます。健康マスク着用のうえでおいで下さい。
問合せ先 福史連事務局(福岡県立図書館内 電話092-641-1126 ファックス092-641-1127
テーマ「筑後地域の地質について」 講師・立石 昭久先生
仲秋の候、故郷の味覚の王者・柿の色づく季節となりました。みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
さて今月の例会は、下記のとおり久留米の地質を学ぶ講座となりました。ご承知のとおり地質抜きの歴史はありませんが、当会で
は、これまで地質をテーマとした講座を開いていませんでした。しかし今回は、鉱山開発に係わってこられた立石昭久先生がお話し
をされるので、どんな講座になるかワクワクしています。
かって、江戸末期、久留米藩の開物方奉行矢野一貞が国内(藩内)の鉱業開発に情熱を捧げてきた歴史もあり、鉱石神社や磐井の
溶鉱炉跡の他、中世の大鍛冶遺構などが確認されていますが、地質との関係を学ぶ機会でもあり、新鮮な切り口になると思います。
お時間の取れる方は、どうぞお越しください。 注ー2月には現地見学会を予定していますのでご参加ください。
記
日 時 令和4年10月22日(土) 受付ー13時00分~ 講座ー13時30分~15時00分
会 場 久留米中央図書館3階会議室
講 師・立石 昭久先生氏
コメント 「私たちの大地は、様々な岩石や地層で出来ており、それらの性質のことを「地質と言いますが、今回、筑後地方
の地質について少し詳しく説明します。この説明が、自然災害などへの理解を深め、安心安全な生活を維持され
ることに少しでもお役に立てれば幸いです。」
入場無料 今月の例会は、公開講座となります。関心のある方は、自由に参加ください。マスクはご着用ください。
事前申し込みは不要です。なお、図書館の駐車場は狭いですから出来るだけ公共交通機関を利用ください。文化センター
前下車です。
歴史講座 8月例会 (市民公開講座)
テ ー マ 「三越デパートを創設した日比翁助と久留米おきあげ」 講師・樋口一成氏
期 日 令和4年8月27日(土) 13時受付 講演 13時30分~15時00分
会 場 久留米図書館3階 会議室
入場無料 今月の例会は、公開講座となります。関心のある方は、自由に参加ください。マスクはご着用ください。
事前申し込みは不要です。
要 旨 「おきあげ上手の母に連れ立って布地買いを手伝った少年が、なぜ、日本初の三越デパートを創建したのだろうか
?地元の小学校教師から慶應義塾に学んだ後三井呉服店に入り、そこで、布地の魅力に習熟していた翁助は、商い
の方法を工夫して経営を改善させました。
非業の死を遂げた大叔父の久留米藩開明派不破美作が、推進した殖産興業と海外交易による技術革新および富
国強兵策に感銘して、青雲の志をいだき、欧米の新しい商いを取り入れ、日本初のデパートを実現した。」とも
伝えられているが改めて、当時の三越デパートの社会的意義を世に問うた日比翁助の足跡を辿りたいと思います
テーマ [山ノ神祭と信仰] 講師・福島敏彦先生
福岡県林業試験場や森林林業技術センターに勤務され、森林の立地環境や林業経営のシステム
開発の研究に取組まれた。併せて、その経験を生かして、久留米と周辺地域の「明治時代以降
の林業史」や「福岡地区の庭園史」などを発表され、「福岡県林業史」をまとめられるなど、
山林の歴史を紹介するとともに、広く森林の保全と活用の有用性を説かれている。
期 日 令和4年7月23日(土) 13時受付 講演 13時30分~15時00分
会 場 久留米図書館3階 会議室
入場無料 今月の例会は、公開講座となります。関心のある方は、自由に参加ください。マスクはご着用ください。
事前申し込みは不要です。
講座の要旨 山ノ神祭と信仰
人間は自然の恵みに感謝し、自然災害の恐ろしさにおののき、山で働く労働の辛さや災害を祈り、自然を崇拝する自
然崇拝が「山の神まつり」である。即ち、善と悪とを含めて山の神という。
この自然崇拝が、弥生時代の照葉樹林地域の大陸文化による影響を強く受けるようになり、更に、古代の山岳信仰の
中に強く組み込まれた。そして、昭和30年のエネルギ開発によって、自然への崇拝は低調となり、平成の市町村の大
合併により、各集落に存在した、山の神祭りは、少なくなって、林業労働に従事する方々を中心に山の神祭りが行われ
、自然の管理業務をしている。
従来、山の神は地域神として存在していたが、山林労務者以外の参画する機会はない。そんな中で、一般市民が求め
る自然管理の基本的な考えを紹介します。
歴史講座 第55回福岡県地方史研究協議大会
福岡県の洪水 6月25日(土) 13:00~15:30 会場・福岡県立図書館 主催・福岡県教育委員会 共催・福史連
「次の時代に語り継ぐ、忘れてはならない歴史」 研究発表は、筑前、筑後、豊前地区から発表されます。
研究発表の要旨については、ここをクリックして見てください。印刷することもできます。
受講される方は、申込が必要です。入場料は無料です。申込用紙が必要な方は、ここをクリックしてください。
郷土研究会の歴史講座を随時ご案内します。いずれも入場料は無料です。コロナ感染症対策のうえ聴講ください。
研究会創立50周年記念講演会 4月30日(土) 久留米市立中央図書館3階視聴覚ホール
①13時45分~「諸田賢順と現代箏曲について」講師・樋口一成氏
今日の箏曲の源流である筑紫箏を編みだした、諸田賢順の波乱の人生と後継者の玄恕
上人や弟子法水の活躍で八橋検校に伝授され、やがて生田流や山田流などに発展し、
日本の邦楽文化を醸成してきた歴史を顕彰する。絶大な権力を持った九州の総守護大
友宗麟のもとを脱出し、肥前多久の龍造寺長信に庇護された背景を探る。
②14時20分~「沖ノ島出土の雛形琴について」講師・佐田茂先生
宗像大社沖ノ島で発掘された金銅製五弦琴(国宝)と静岡の登呂遺跡や福岡の辻田遺
跡、滋賀の服部遺跡、奈良の布留遺跡などで出土した木製琴との比較をしながら、東
アジアや中国各地で発見される琴の出土状況について紹介し、その関係性を探る。