緊急アピール! 埋立地の現状!

本体中央部

第一期工事は、谷の右岸(画面では左側)は山の斜面、左岸はコンクリートの擁壁で囲って面積9000平方メートル

に8万2000立方メートルのゴミを埋める、工費25億円、埋め立て期間はたったの5年間。

第二期工事は、谷の左岸(画面には写っていないが右側)を削り、第一期工事で作っ埋立地に連結する。

埋め立ては面積8000平方メートル、12万4000立法メートルのゴミを埋める、工費は19億3000万円、埋め立て期

間は10年間。

なぜこんな2度手間になる工事をするかと言えば、左岸は保安林指定となっており、林野庁が解除を許可しないと頑

張っているからである。

5年間の内に林野庁の気が変わって許可を下す、という期待のもとに工事が見切り発された。林野庁は久留米市

の強引な態度に不快感を表している。

もし林野庁が許可しなければどうするつもりであろうか。たった15年間ゴミを埋めるやめに貴重な希少生物の宝庫を

破壊して飲み水を危険にさらすなどもってのほかである。

(林野庁さん、環境を守るため頑張ってください!お願いします)

正面右手の草地に見えるところは、断層によって出来た地滑り地帯でもとは棚田があった。

メインの大きな断層はこの下に隠れている。地滑りとは地形を変えずに山地が移動するもので、エネルギーは大変

大きい。これまでも田の畦や道は何度も修理されている。つまりここは動いているのである。図面によれば、埋立地の

本体はこの地滑り地に接触している。

松本博士は福岡高裁に提出した意見書の結論部分で、次のように指摘している。

「現地は一つの地滑り地と多くの山崩れ、斜面崩壊の起こる安全でない状態が、工事のため起こることが確率の高

い状態にある。 ごみの量が増えた時点で、捨て場自体の崩壊の恐れが多分にあり、恐ろしい危険を備えている。」

実に恐ろしいことである。20万6000立方メートルの焼却灰と危険物を含む不燃ゴミが、コンクリ−ト構造物と共に崩

壊し、土石流となって流れくだり、筑後川に流入する光景を想像すると身の毛がよだつ思いがする。



建設現場の生々しい写真をご覧下さい!


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