箏曲関係イベント お箏のまち草野

〇 第42回企画展「中世城下町草野の点描」

 久留米市立草野歴史資料館では、2月22日より4月6日まで、お箏発祥の地草野と善導寺や若宮八幡宮 、専念寺 など
で見られる関係資料を展示しています。お箏のまち草野の歴史や文化に触れていただければ幸 いで す。 機会があればお
立ち寄り下さい。入場無料です。 下記のパンフレットをご覧ください。

  お箏のまち草野 ①   ココをクリックしてご覧ください。
 

   お箏のまち草野 ②   ココをクリックしてご覧ください。

 平安時代後期の長寛2年(1164)肥前の草野 永経・永平父子が肥前から筑後に入国し、吉木に館を構えて424年、源平争乱~蒙
古襲来~南北朝争乱~戦国時代~を経て、安土桃山時代の天正16年(1588)、島津遠征に西下した豊臣秀吉の命により、肥筑の
国境南関において、無念の死を遂げた草野氏の歴史を若宮八幡宮縁起や草野文書等の史料等を展示し、中世城下町草野を紹介しま
す。
 特に、桜花咲乱れる城下町草野で、縁起に描かれた上城館において草野氏の息女が弾箏を楽しむ絵図や城下の西向山専
念寺壁画に見られる雲中菩薩来迎図(弾琴図)に加え、大橋の筥崎八幡宮の天井に描かれたお箏を弾く「京極の妹女 秀
吉を慕着セシム」を展示します。
 また、近年、紅桃林で発見された139年前の銘入箏等を展示し、大本山善導寺の僧であった近代箏曲の祖・諸田賢順
の足跡を想起させる「お箏のまち草野」を紹介します。