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最近感じること

漢方薬は病名で処方は決まらないのに、(そもそも漢方処方が出来たときは現代の病名など無い)

テレビ、ラジオで病名や症状名を上げてひとつの漢方処方を宣伝しているのに違和感があります。

もしかしたら、他の漢方処方で治るかもしれないのにその可能性を潰していることは残念です。

 

漢方を勉強し始めて40年以上経つけど、漢方を取り巻く環境が変わったのは致し方ないでしょうが
さみしい感じもします。特に手間がかかる煎じ薬は次の世代には受け継がれにくいのではないかと危惧します。
エキス剤ばかり使っていると、生薬の気味とか考えることもなくなり、生薬の勉強がおそろかになっていくでしょう。
生薬の気味とは、生薬が持つ性質になります。五味だったり、発散する生薬、収斂する生薬、処方の中の個々の生薬の
意味を感じながら、処方を考えるのは大変だけど、楽しい部分でもあるので煎じを作る人、服用していただく患者さんが
居なくならないよう願っています。