不香の花 <九>
― 雪華 ―
常世の根宮に急ぎとって帰った千尋とシャニを、リブが沈痛な面持ちで出向かえた。
「申し訳ありません、皇妃様。このような事態となりまして」
「詳しい話を聞かせて。―――何があったの」
「はあ、それが……」
アシュヴィンの意向を重んじるなら、千尋にもシャニにも知らせぬままにアシュヴィンのみの手で片をつけたかった事態のはずだ。
だが事態がこうなった今では、隠すことになんの意味ももたないだろう。
そう結論付けると、リブは今まで少しずつ頭を覗かせていた不穏な気配と、それに連なる一連の出来事を話すことを決めた。
「岩砦に戻ってきた武官の報告を受けて、砦に詰めていた将が機転を利かせ派手に軍を動かして見せたことで、陛下の黒雷に被害を受けていた敵軍は戦意を失い投降しました。
もとより内乱と呼ぶほど規模の大きいものではありません。
時がかかっても構わぬならば、岩砦に駐屯する兵でも平定は可能でしたでしょう」
官人もそれを勧めていたし、常時であればリブもそれを推しただろう。
アシュヴィンの出陣をリブが止めなかったのは、時間的な問題よりも、心にやや平穏を欠き、鬱憤の捌け口を求めていた彼の精神状態を考慮したためにすぎない。
―――今となっては、その判断を悔いてやまないが。
「事実上、乱そのものはすでに収拾を見ております。
ただ……荒魂とともに森の奥へ消えたという陛下おひとりの消息だけが、いまだつかめないのです」
リブが話し終えると、千尋はぎゅっと胸元で手を握り締めた。
常世を離れ中つ国に一時戻ると言ったときにアシュヴィンが渋っていた理由に、これで合点がいった。
「……どうして、アシュヴィンは私にも黙っていたの」
言ってくれていれば朝賀は祭事ゆえに中止にはできないまでも、ぐずぐずと自分の勝手で帰国を延ばすこともなかったのに。
「さ、それは……。陛下も逐一理由をおっしゃる方ではありませんし。
……ただ、これは私めの推測にすぎませんが……。
皇妃様がまだ常世においでの時期は、どうもきな臭い、という程度のものでしたので、中つ国の政務も執られている千尋様にご負担とご心配をかけることを厭われたのだと推察します。
若雷様におかれましても戦を好む性質でないことは周知のことですし、陛下はご自分の才覚の及ぶ範疇で片をつけられることをお望みだったのでしょう」
「それで僕らが喜ぶって本気で思ってるんだ?
―――ほんっと、バカだね、兄様!」
シャニが憤懣やるかたないといった様子で腰に手をあてた。
「―――シャニ」
驚いたような千尋の視線を受けて、ややバツの悪そうな顔でシャニは視線をそらした。
「僕らを蚊帳の外に追いやって自分だけでなんとかしようとして、結局このざまじゃない。
………また僕に、何も知らないまま大切な人を失えって言うんだ」
千尋はシャニの心境が、少しわかる気がした。
シャニはナーサティヤの刃によって事態から遠ざけられ、すべてが終わってから、事実だけを知る形になった。
かつての戦の折に軍議から意図的に離れていたことを、今、誰よりも悔いているのはシャニ自身だろう。
その結果、父皇の死と長兄の消息不明に、何の関与もできなかった。仲裁も、制止も、決別も。
拒むつもりはなくとも、けしてすんなりとすべてを受け入れられたはずはない。
何事もないように笑えるようになれるまで、胸の内の懊悩を乗り越えねばならなかったはずだ。
―――忍人の突然の死を、千尋が受け入れられるまで、ひどく時間がかかったように。
千尋は、そっと瞼を閉じた。
「……事実と結果だけぽんと与えられたって、納得できないわよね」
ぽつりと呟かれた言葉に、はっと二人が千尋を見返した。
気遣わしげな二人の視線に、千尋はふっと笑う。
アシュヴィンの優しさの形は、心地よいばかりでなく、時折こんな風に不器用な形で現れる。
他人には傲慢とも取られる行動の裏に、物慣れぬ手探りの優しさがあることを、いったいどれほどの人間が理解してやれるのだろう。
―――アシュヴィンのことを、理解したいと思う。
同じ風景を見て、同じことを成し、どちらかが過つことがあれば諫めて。
守られ庇護されるだけでなく、彼の隣に胸を張って並び立ちたいと。
「―――アシュヴィンには、絶対に文句言ってやらなくっちゃ。ね?」
千尋の言葉に、リブとシャニは、一瞬呆けたような顔を浮かべ、次の瞬間はつられるように微笑んでいた。
「―――この、痴れ者が!」
根宮に事態を伝えにきたという武官に会うべく、千尋は謁見の間の扉を開けると、その瞬間怒号が聞こえてきた。
「皇を守るべきお前たちだけがおめおめと砦に戻ってくるとはどういうことだ!」
官人の叱責に、武官は悔しげに唇を噛みしめる。
薄汚れて土と埃にまみれた装束はあちこちに損傷が見られる。
それを見ただけでも、着替えることも二の次に、急ぎ宮に伝えにきたことが容易に察せられる。
リブからかいつまんで聞いた話では、アシュヴィンが消息を絶ったのが未明のことという。
中つ国に急使がついた時間から逆算すれば、彼は身体を休める暇もなく、可能な限り早い手段を以て宮へと来たのだろう。
あの早朝に、誰かに呼ばれたように目が覚めたのは、アシュヴィンの危機を感じ取ったものだったのだろうか。
そうであれば気付かなかったことが悔やまれる。
千尋は官人と武官との間に立ちふさがるようにしていつまでも続くかと思えた難詰の声を止める。
「それ以上彼を責めないでください」
「しかし、皇妃!この者たちは皇を見捨て、自分たちだけ生き延びて帰ってきたのですぞ!」
「彼らがアシュヴィンを見捨てたのではなく、傷ついた彼らを守るために、アシュヴィンが自ら囮役を買って出たのではないの?
彼は傷ついた部下を足手まといと切り捨てることはしないし、必要と判断すれば殿(しんがり)を務めることだって厭わないでしょう。
―――私の知るアシュヴィンは、そういう人だわ」
そこに、一片の信頼のゆらぎもない。
敵として対峙していた頃の幾度かの出会いと、あの出雲の惨劇とそれに伴う彼との共闘。
行動を共にするうちに垣間見えたアシュヴィンの人となりは、千尋の胸に彼への信頼を育むに足るものだった。
―――そうでなければ、たとえ形だけとは言え、あれほどすんなりとアシュヴィンの求婚に応えることはなかったかもしれないと、今となっては思う。
千尋の言葉に、武官がばっと顔を上げる。
「はい……!陛下は、我らを逃すために単身森の中へ…!
この身が役目をまっとう出来なかったのは事実、我らの処遇は如何様にもお受けいたします!
ですからどうか皇を、陛下をお救いください……!」
傷だらけの武官は、無力な自分を詰るように拳をきつく握り締めている。
根宮で千尋も幾度か見かけたことのある、アシュヴィンに心酔していた実直な青年だ。
中つ国と常世がいまだ戦で矛を交わしていたころからアシュヴィンに付き従っていた、彼が直接率いていた兵の一人だと聞いている。
その彼が、自らの仕える主君を自ら救いに行くことも叶わぬ選択肢を強いられたのは、苦渋の選択だっただろう。
千尋は握りしめられる青年の拳に、優しく触れた。
「つらい決断だったでしょう。……よく、無事で帰ってくれました。
アシュヴィンの行為を無にせず、宮に知らせてくれたことで、彼を救う望みはまだ繋がれています。
―――ありがとう」
皇妃の言葉に、感極まったように青年は大粒の涙を床に弾けさせた。
青年を休ませるようにと言い置いて、リブらを伴い、自らの執務室へと戻る。
千尋には常世の地理など主要なものを聞きかじった程度のものしかない。
実際に見知っているのは黄泉比良坂から根宮までで、そこを離れればもうお手上げだ。
机に広げられた常世の地図に、官人やリブの手で次々とバツ印や丸印が書き込まれていくのを、食い入るように見つめる。
「……岩砦がここ、敵陣が敷かれていたのが、ここ。
武官の話では荒魂に出くわしたのがここからここにかけてのいずれかとのことです」
「荒魂を引き寄せるために森に入られたということは、街道沿いを探しても見つかる可能性は薄いでしょう。
とすると、捜索範囲はこの森全域に広がる可能性があるということです」
ざっと筆で囲まれた森の面積に、千尋は気が遠くなる思いがした。広すぎる。
「岩砦の兵にももちろんすでに捜索に当たらせておりますが……かんばしい報告は今のところは何も」
リブが頭を掻きながら、眉根を寄せる。
いつも穏やかな微笑を浮かべているその表情にも、さすがに苦いものが浮かぶ。
「せめて黒麒麟をお連れになっていれば事態は違うかもしれませんが、今黒麒麟は陛下ご自身の命で皇妃様についております。
若雷様と皇妃様の危機を救ったのは黒麒麟の功績ですが、その時にいまだ皇妃様のお傍に控えていた。
これは陛下が黒麒麟を招請をできない状態に陥っているとみるべきでしょう。だとしたら、なおのこと事態は深刻ですね」
「……………あれ」
千尋は、その言葉に何か引っかかるものを感じた。
「リブ、今のもう一回言って」
「え?せめて黒麒麟を連れていれば……」
「ちがう、そのもっとあと!」
「後ですか。ええと…黒麒麟を招請をできない状態に陥ってるなら事態は深刻です、と」
繰り返された言葉に、千尋は真剣な面持ちで思考を重ねていく。
その思考が、ある一点にたどり着いたとき、千尋は裳裾を翻して部屋を飛び出した。
着替えにかかる時すらも惜しくて女王の衣装のままだったが、この衣装は行動性に難があるのは相変わらずだ。
品格や見栄えばかり重視された衣装の、足に絡む裳裾がいつも以上に鬱陶しい。
裾をつまみあげて根宮の最上階までを駆け昇る。
先日叩き込みなおした根宮の部屋の配置を照らし合わせて、自室が一番てっとりばやいと判断した千尋は、自室に飛び込む。
まっすぐに部屋を横切り窓辺に一直線に向かい、紗布を開ける手間ももどかしく紗布の上から留め具をはずすと乱暴に大窓を開けはなった。
風がふわりと部屋に吹き込み、紗布を舞い上がらせ、青空が視界に広がる。
1歩足を進めれば、最上階に部屋を持つものだけにある広い露台。
千尋は露台に身を晒すと、その蒼穹の空を見上げた。
「黒麒麟!」
空に開けた露台の上、千尋は声を限りに叫んだ。
黒麒麟はアシュヴィンの命にしか従わない。
彼の命により千尋を守っているとは言え、千尋の呼びかけに応えてくれるかどうかは賭けだった。
祈るように手を握り合わせながら、千尋は必死に呼びかけた。
「お願い、出てきて―――!」
フォウ―――
幾度か聞いた透明感のある空気を震わせるような嘶きが耳を打った。
はっと顔を上げれば、虚空に揺らぎが現れ、みるみるうちにその揺らぎは大きさを増していく。
虚空のひずみから現れ出でたのは、漆黒の毛並みの獣。
「黒麒麟―――!」
黒麒麟は、常にアシュヴィンの要請に応じて姿を現していた。
常世にあろうと、豊葦原にあろうと。
今までそれについて考えたこともなかったが、今はそれが唯一の希望だ。
リブの言葉は、招請できる状態にさえあれば、彼が黒麒麟を喚び戻せられるということ。
いま、彼の命で千尋についているこの黒麒麟をだ。
―――だとしたら。
「黒麒麟、あなたなら、アシュヴィンがどこにいるか、知ることはできない?」
黒麒麟は黙したまま千尋を見据えて動かない。
千尋の真意を測るかのように、その双眸は静かに千尋を射抜く。
「お願い、力を貸して。アシュヴィンを助けたいの!
もう、私の知らないところで大事な人を失うのは嫌なのよ―――!」
感情の高ぶりに、千尋の眦からひとつぶ涙がこぼれ、露台の床に弾けた。
フォウ―――と再度嘶きが空気を震わせる。
空に浮かんでいた黒麒麟が、ふわりと露台へと舞い降りる。
千尋に対し前肢を折り、その背を晒し、促すように鼻先で背を示した。
「乗れ、ということ―――?」
千尋の問いに答えるようにその黒い首を首肯させる黒麒麟の背に、迷わず腰を下ろすと、ふわりとその大きな体躯が空を舞った。
とっさに黒麒麟の首に抱きついた千尋がおそるおそる目を開けた時、その視界に見えたものは、常世の広大な大地と、ぽつんと小さく見える根宮。
「若雷さま、あれを!」
官人が指さす方角に、黒き聖獣の背に跨る義姉の姿を認めたシャニは、それだけですべてを察し破顔した。
「そっか、たしかに黒麒麟なら、アシュ兄様の気配で位置を探れるかも!
でもすごいや義姉様。いままで黒麒麟は兄様たちの命しか聞いてくれなかったのに」
「しかし、この大事に皇妃まで宮を離れるなどとは、いささか軽率にすぎませぬか」
「皇を探すのに全力を注ぐ皇妃を非難するの?そういうの本末転倒だと思うけど」
さらりと笑顔で言った言葉に、官人は恥入ったように黙した。
やれやれと心の中だけで嘆息してから、シャニは黒麒麟が駆け去った空の向こうを見つめる。
かつての敵国中つ国の王である義姉は、この国では全面的に受け入れられるのにまだまだ時間がかかるのだろう。
でもあの兄ならば、この常世に義姉が受け入れられるときまで守ってくれる。
なにより、あの義姉の笑顔を真実輝かせることができるのは、きっと兄だけだ。
―――兄様、無事でいてよ。こんな形で義姉様泣かすのは絶対に許さないからね。
シャニは踵を返して窓に背を向ける。
感傷に浸るのも兄を怒るのも後回しだ。
「リブに連絡とって、できる限り情報こっちに回してくれって伝えて。
兄様たちみたいにうまくはやれないけど、ふたりが不在の間くらい、僕が根宮をもたせてみせるから。
二人が返ってきたときに、胸張って迎えてやらなくちゃね」
千尋を乗せた黒麒麟は、冬の空を駆ける。
風が肌を切るように冷たい。手綱を扱い切れずに黒麒麟の首に抱きついた千尋は、かろうじてそこから伝わる体温で暖をとる。
いつ雪がちらつくとも知れぬこの凍てついた冬の空の下、アシュヴィンは無事でいるだろうか。
岩砦を眼下に見下ろす光景をさらに過ぎ、森の生い茂る山の上空に差し掛かったとき、黒麒麟は今まで迷わず空を駆けていた上空でその身を留める。
戸惑うように首を何度かめぐらしたかと思うと、迷いを振り切るように再びその足を駆けさせた。
ややあって高度を下げ始めた黒麒麟に、千尋ははっと周りを見渡す。
人ひとり迷いこめば見つけ出すのは困難を極めるだろう広大な山の中。
視界を遮るように生い茂る森、人が入り込むのを拒むように切り立った崖。
その崖のふちに引っ掛かるように、見慣れた赤い刀身を晒した抜き身の剣が視界の端に引っ掛かる。
「――――っ」
間違いなく、あれはアシュヴィンの剣だ。
黒麒麟に抱きつく腕に、ぎゅっと力がこもる。
黒麒麟は、ぐんぐんと高度を下げ、崖の真下に降りてゆく。
剣が崖の上にあり、黒麒麟は崖の下へと向かう。
それの意味することを考え、千尋の顔は蒼白になっていく。
脳裏によぎった最悪の事態を、ぶるぶると首を横に振って追い出す。
―――大丈夫。きっと大丈夫。
黒麒麟が気配を追えるということは、まだ彼に最悪の事態は訪れてないということだ。
まだ、希望を捨てるには早すぎる。
黒麒麟が地に降り立つと、千尋もその背から降りる。
とたんに鼻を突く辺りに漂う血臭に、口元を手で覆う。
こみ上げる吐き気をこらえて恐る恐る周りを見渡せば、さほど離れていない場所に赤黒く地面を染め伏した獣の死骸が視界に入る。
千尋はぎくりと身体を強張らせた。
あれはおそらく襲ってきたという荒魂か。
ではあたりに満ちるこの血の臭いは、あの獣の血だけのものか。それとも。
ひとつ、またひとつと、不安要素が増えていく。
どくどくと嫌な音を立てる心臓を鎮めるようにぎゅっと胸元に両手をあてる。
きょろきょろと首をめぐらせていた黒麒麟が、千尋の衣装の袂をくわえてくいくいと引っ張った。
「黒麒麟……?」
千尋の意識を引き戻した黒麒麟は、鼻先をくいと向けてある一方を示した。
その先には、背の低い樹木が密集して小さな繁みがある。
背の高い樹木に囲まれたそこは、崖の下であることも相まって、昼であるというのに光が遮られて薄暗い。
千尋はそこに目を凝らし――――
「――――っ!!」
薄暗さに溶け込むように樹々に紛れて、見覚えのある暗褐色の外套の端切れを見つけた。
次の瞬間、千尋は何もかもを忘れて駆けだしていた。
不規則に茂る樹木に道を遮られ、せり出す枝葉や草にあちこち衣装が引っかかり、もどかしいほどに進まない。
視界の及ぶ距離にあるはずのその場所がひどく遠く感じる。
「―――もう、こんなの!」
動きを阻害するしかない長い裳裾に業を煮やし、裾を力任せに引き裂いた。
茂る樹木を掻き分けるようにその場所に強引に足を進める。
皮膚をひっかく枝は露出した足に小さな傷を作るが、構う心の余裕などない。
そして、樹々の狭間に埋もれるように横たわるアシュヴィンの姿を見つけたとき、千尋の頭の中は真っ白になった。
瞼は固く閉ざされ、その身体はぴくりとも動かず、服にはあちこちに血の染みを作っている。
やっとの思いで傍までたどりついた千尋は、恐怖におびえてその身体に触れるのをためらう。
――触れた指が冷たさを伝えてきたら。
震える指を、そっと静かに、彼にのばす。
ありったけの勇気を振り絞って、指をアシュヴィンの頬に乗せる。
「――――!」
ぱた、と千尋の頬を雫がこぼれた。
一度堰を切った涙は、止まらない。
「アシュヴィン、アシュヴィン………!」
触れた頬は暖かく、小さく静かに、けれど確かに、鼓動は命の音を刻んでいた。
さんざん引っ張っておきながら、豪族の乱はあっさりスルーされました。いやぶっちゃけここ詳しく書いたら別の話になるし。
個人的満足ポイントは千尋を自ら背に乗せる黒麒麟の図。正直に言いましょう、コレがやりたくて黒麒麟を護衛につけさす展開を持ち込みました(笑)!
タンデムとか白麒麟とでツーリングとかはゲーム中でもあるんですけど、黒麒麟での千尋単騎駆けがやりたかったんです。
大団円では千尋は黒麒麟に「お前」と呼びかけてるんですが、迷った末に「あなた」にしました。なんとなくあの場面で使うには「お前」がそぐわなくて。
麒麟は気配で位置を探れるだろうというのは、白麒麟が千尋のもとにたどり着いたアシュルートの展開から間違いはないかなと思ってます。ただ問題は探せる人の基準なんですが。約定を交わした間柄(アシュ⇔黒麒麟、千尋⇔白麒麟)ならできるだろうという前提の下でこれ書いたんですけど、ぶっちゃけ風早にもアシュの気配探れたらどうしよう。いろんな意味で台無しだ(笑)
いよいよ次回が最終回の予定です。あともう少しだけ、お付き合いくださいませ。