工場の歴史
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JR荒木駅は、1910年(明治43)の4月20日に開業しました。
荒木駅開業の目的は、近隣の陸軍施設へ、兵器・兵士を輸送する目的で設置され、これらを陸送する目的で当時国営であった日本通運も駅北側で開業しました。
荒木駅の1番ホームは、広島県宇品(うじな)駅、京都駅に次いで日本で3番目に長いホームです。
もちろん、九州では最も長いホームです。貨車に戦車等を輸送するために長いホームが必要でした。
開業した翌年の明治44年11月、明治天皇は、荒木小学校及び三井郡上津荒木村高良台演習場視察のため荒木駅から御来臨されました。

荒木モータースは、JR荒木駅西側に1939年(昭和14)の9月6に開業しました。
荒木モータースの屋号は、荒木町での開業の縁から町名を屋号としました。
当時の整備業界は、現在のような国家資格を有しなければ開業できないのではなく、
誰でも資格なしに自動車整備を熟知している者は自由に開業することができました。
昭和27年4月より自動車整備士国家資格認定制度が法規定され、現在の自動車整備士制度のもとで開業が認定されます。