久高女校歌 明善高校歌 白旆の歌 逍遙歌
作詞:金沢 来蔵(第4代校長) 作曲:新 清太郎(久高女教諭)
遠く流るゝ千歳川 |
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笹龍胆の旗風に |
高く聳ゆる高良山 |
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靡き伏しつる寛政の |
遺風床しき大原や |
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昔築きし明善堂 |
将軍梅も薫るなり |
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此処に学びし大丈夫は |
仰げば高き篠山の |
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吾劣らじとさきがけて |
城に建てたる碑は |
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咲きし木の花色清く |
かけずくだけず万代に |
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香もとこしえににほいつゝ |
我等が士気を鼓舞すなり |
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人の鏡と光るなり |
雄大迫らぬ気象もて |
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神祖奠都の詔 |
いでや進まん諸共に |
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今も青史に輝けり |
我が日の本の筑紫野に |
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宇内の蒼生の十五億 |
尽くす誠は国のため |
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救ふは誰の務そも |
将人道の為なるぞ |
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よし吹く風は荒くとも |
成敗利鈍よそに見て |
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よし立つ濤は高くとも |
たふれて止まん覚悟せば |
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真理の海はやすむしろ |
神ぞ守らんその行く手 |
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いでや進まん諸共に |
作詞:黒岩 玄堂 作曲:田原 美喜子
何処の里にうつし植ゑても |
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名におひもてる小篠の山の |
みどりの色はいやまして |
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いささむら竹いささかも |
紅葉せぬてふ小松ひめまつ |
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たわみなびかずただ一筋に |
しげりさかえんこの庭に |
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学びのわざをいそしまん |
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高牟孔やまの高きほまれを |
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千歳の川のちとせまで |
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残すをみなごそのよきをみな |
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我等をおきてそもたれぞ |
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作詞:佐藤 春夫 作曲:信時 潔
西日本の文教に |
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若草萌ゆる大原や |
傳統ながきわが校は |
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はた筑後路の夕もみぢ |
篠山城下 野はひろく |
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あはれはいかで知らざらん |
山河ゆたかに人若し |
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頽廃の気を厭ふのみ |
まごころの道明善に |
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まごころの道明善に |
力を盡す二千人 |
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克己の兒らの二千人 |
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筑紫二郎や高良山 |
わが學舎に近ければ |
親しく知らん証せよ |
わが旦暮の正しさを |
まごころの道明善に |
樂天のひと二千人 |
作詞:藤吉 繁吉
巻 頭 言
頭を巡らせば東に |
爛々たる高良の麗峰を仰ぎ見 |
西に 滔々たる筑水の清流に伏す |
或いは又 |
馥郁たる将軍梅の香りも高き |
ここ大原の古戦場に集い来て |
菊地精悍陣中不滅の精神を受継ぎし |
我ら明善健児の誇りは何ぞ |
曰く、伝統か! |
(曰く、伝統か!) |
曰く、白旆の歌か! |
(曰く、白旆の歌か!) |
嗚呼 いやでこの佳き日に 舞んかな謡わんかな |
我ら明善健児 白旆の歌を |
「嗚呼 青春の饗宴に」 |
(「嗚呼 青春の饗宴に」) |
白 旆 の 歌
嗚呼青春の饗宴に |
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時代の風の吹き荒れて |
盛るや緑酒の盃の色 |
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今衰頽の色深く |
此処玉楼の管弦に |
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尚武の士気は地におちぬ |
栄華惰眠の幾歳を |
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起きてや明善健男児 |
男児の夢は醒めずして |
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文弱の世の反逆は |
時の流れの果てもなし |
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尚武の国の光そも |
狂瀾山と湧くところ |
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小笹ヶ原の夕まぐれ |
白刃雨と降るところ |
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銀漢空に冴ゆる時 |
我が白旆の旗風に |
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血も紅の若き児が |
刃向こう敵の強くとも |
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珠もてなりし龍胆の |
必ず勝てや明善の |
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白旆高く翳しつつ |
死しても止まぬ健男児 |
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勝鬨共に挙げんかな |
作詞:荒巻 龍 作曲:荒巻 長条
高良の山に湧く雲の |
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日は輝かに勤労の |
影を写して水清き |
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朝の門を照らす時 |
千歳の川の洋々と |
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高鳴る血潮誰が知る |
昼夜を捨てぬ姿こそ |
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夕影淡く暮るる道 |
明善定時一千の |
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燈火明かき学舎に |
勤労学徒の誇りなれ |
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急ぐ心の喜びを |
盤根錯節何のその |
伐りて披かんわが行く手 |
荊棘の道の暗くとも |
理想の光われにあり |
明善定時一千の |
勤労学徒の意気高し |


