平成21年10月31日、明善高等学校体育館において
明善校 創立130周年記念式典が開催されました。
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式典のプログラムは以下の写真のとおりです。
130周年記念講演会ではFBS「めんたいワイド」で良くご存知、古賀ゆきひとアナウンサーが
「未知の自分を求めて・・・」(電波にのらない ちょっといい話)と題して講演されました。
会場では全生徒さんが1時間あまりじっと耳を傾けて聞き込んでおられたのが印象的でした。
学校長、記念の式辞より抜粋しました
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平成21年10月31日、明善校創立130周年と題して記念式典が開催されました。 学校長式辞から記念の挨拶文を抜粋しました。 正門を入ると左手に校訓碑が建っている。『克己・尽力・楽天』と伸びやかで堂々とした書が彫りこまれ、 その上に校章が記されている。現役の生徒たちはこの校訓碑に護られて学校生活を送っている。 久しぶりに学校を訪ねた卒業生は、先ずはこの石碑に佇み、懐かしげにこの六文字を仰ぎ見る。 明善の過去と現在を繋ぐタイムマシンが組み込まれた場所である。 県立移管130周年を迎えるにあたり、明善の227年に及ぶ歴史から未来を展望したい。 「明善」の名が残ったということは、校名に込められた精神とと、その名の下に集った同窓生の培った伝統が 引き継がれたということである。「明善」の出典としては『大学』冒頭の「大学之道 在明明徳 在親民 在止於至善(大学の道は明徳を明らかにするに在り。民をあらたにするに在り。至善に止まるに在り。)」 を有力としている。 「校訓」もまた『大学』を出典としており、その三網領になぞらえて作られたものとされている。 「為大人之道 在克己 在尽力 在楽天」(大人になるの道は、克己に在り、尽力に在り、楽天に在り。)」 が正式の校訓であり、大学とはの学で、大人とは人の上に立ってこれを治める者である。 明善の校名、校訓、校章、校歌などの歴史と由来をたどれば227年の年表の中で生きた人々の息づかい が聞こえてくるようにも思える。そしてそれが過去のものでなく、現在の明善生の中にも息づき、学校の佇まい を包む香りともいえるものになっていることが、130年目を迎えるにあたり、まさに我々が誇りとすべきものであろう。 校訓碑がその「楽天」の光を失わぬよう、130年の節目に、更なる進化の10年とその裏打ちとなる「克己・尽力」 の10年を誓う。 |
記念講演 FBS福岡放送 エグゼクティブアナウンサー 古賀ゆきひと氏
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「未知の自分を求めて 〜電波にのらないちょっと良い話〜」
古賀ゆきひとさん、自分のこれまでの人生を振り返って、高校時代から現在までを詳しく話されました。
このことは在校生にとっては一つの素晴らしい模範にもなったであろうし、どこにめぐり合わせが
転がっているかも知れないと言う、運命的な話をされました。在校生は最後までじーっと聞き入っていました。
古賀ゆきひとさん、後に同窓会へ過分なる講演料を
寄付してくださいました。どうもありがとうございました。
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