画面の幅で行を折り返さない場合

多くのメールソフトでは画面の幅で自動的に行を折り返してくれますので,適当なところで改行が入れられていないメールでも次のように労することなく全文を読むことができます.
自動改行される場合


しかしながら,改行されるまで文字通りに(杓子定規に)1行として表示するものでは次のような表示になります.
改行までを必ず1行として表示する場合
たとえ横スクロールバーがあったとしても,横にスクロールさせながら読むのは結構辛いものがあります.
ウィンドウズでVGA(640×480ドット)全画面で縦スクロールバーが表示された場合,横スクロールなしで読める文字数は標準のフォントの大きさでおおよそ37〜38文字以内です.
横スクロールバーが出てこないものでは,画面から右にはみ出した部分はどうやっても読むことができません.
ウェブメールソフトの中には1文(コンピュータの中では句点までではなく,改行までが1文として扱われます)として扱える文字数が決まっているものがあります.
このようなものでは,例えば256バイト(=日本語の文字128文字に相当)以内しか正しく処理できず,それ以降は文字化けしてしまい,受信者に用件が伝わらない,というようなことがあります.
このような場合もありますので,普段から適当な長さ(25〜35文字程度)で意図的に改行をする癖を付けておきましょう.
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