刺激的なメッセージや挑発について.

時には非常に刺激的な表現や挑発するようなメッセージを受け取ることがあるかもしれません.
しかし,それに対して「売り言葉に買い言葉」をしてはいけません.
もし非難されたり集中砲火を浴びたりしてもあわてて応答しないのが賢明です.

中には人の名前とメールアドレスを(かた)って出されたメールもあるかもしれません.
# もちろんメールアドレスを(いつわ)ったメールを出してはいけません.
心当たりのないメッセージを受け取った時には本当にそのようなメールを書いたのか,問い合わせてみることも一案です.

メッセージに対してどうしても感情的な応答をしなければならないと思った時には,送信する前に一晩待ってみて,メールを出した結果がどうなるのか,もう一度冷静に判断しましょう.

メールの受信者は,文化的背景,ユーモアの基準があなた自身とは全く異なっている人かもしれません.
特に,皮肉・いやみ・あてこすりと取られるかもしれないような表現には注意してください.
たとえば,「あなたはとてもいい人ですね.」と言われた場合,いやみに聞こえる場合も十分考えておかねばならないということです.
日常的に「うそぉ!」とか「バカ言うなよ!」とかが口癖になっている人がそのまま電子メールに書いたら,意図とは全く次元が異なる受け取り方(「あなたはウソツキだ」「あなたはバカだ」と言われたと思う)をされるに違いありません.

略語は全く異なった意味に取り違えられることがありますので,間違いなく意味が通じる相手以外には使わないようにした方が賢明です.

非常に困惑するようなメールを受け取った場合には所属する組織(会社,学校,プロバイダ)の管理者に相談するのも一案です.

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