安易にファイルを添付しないで.

電子メールにはファイルを添付して送ることができ,非常に便利なのですが,いきなり送りつけることは慎みましょう.
ダイヤルアップユーザの場合,電話代がどんどんかかっていくことを忘れないでください.
必ずあらかじめ受信者の同意を得た上で添付し,メール本文には添付ファイルについての説明を書くようにしましょう.

とてつもなく大きなファイルが送られてきた場合,受信者はメール受信中にコンピュータが止まってしまったと思うかもしれません.
最近の多くのメールソフトには,受信するメールの大きさ(ファイルの容量)の限度を指定する機能があり,特に携帯端末(ノートパソコンなど)でメール受信をする場合にはチェックしておいた方が良いかもしれません.

また,大量の大容量のファイルが送受信された場合,メールサーバがスローダウンし,多くのユーザにその間、サーバに接続できないなどの被害をもたらすこともあります.
さらに,受信者のメールボックス(使用しているコンピュータのではなく,メールサーバ)の容量は通常限られていますから,それを使い尽くした場合,それ以降のメールはメールサーバが受信を拒否しますので,多方面に迷惑がかかるということは知っておいた方が良いでしょう.
# メールサーバの設定によっては,受信拒否された巨大なメールを送り返すという,エラーメールの処理のために多大なる時間を費やしてしまうことがあります.
もちろん,その巨大なエラーメールは送信した人のメールボックスに帰って来て,容量を使い尽くしてしまうかもしれません.

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