Fantastic Fortune2 Marine Style


――ギャグドラマでしたね(笑)
いえ、ちゃんとシリアス面もないわけじゃなかったんですが(笑)
正直「ファンタ2の面子でテニスをやる」という表面的な情報だけ聞いてたので、
大ウケできるか、という意味では、たいした期待を持って聞いたわけではなかったのですが。
テキストをボタン送りでのゲームでは味わえない、会話のやりとりのタイミングという、絶妙な呼吸が笑いのツボに!


キャラ萌え的な話をするならば、
ヨハンファンにはわりとオイシイかな。
アークファンにはちょっとキツイかも。


以下、バリバリにネタバレで感想いきます!
オチにも触れてますんで、未聴の方はお気をつけ下さいね〜。
「聴く前に見ちゃったじゃないの〜」という苦情は受け付けませんですよ?


お約束というかなんというか。

廊下をばたばたと走るマリンが、葵とアクアに衝突かますところから話は始まります。


「ボケたんとうだってことを、もうすこし、自覚しないといけないわよ、マリン」

葵さんもわりとそうだけどね(笑)
ていうか、ツッコミ専門は君だけだよアクア!



「はんせいだけなら、さるでもできるの。まる。」
「はは、違いない」
………反省猿の次郎くんが、アロランディアにもいるのだろーか(笑)


プルートに呼ばれて神殿にきた星の娘候補三人。
騎士院と魔法院の意見を代弁して、アクアと葵が軽く口論。
この二人なだけに、喧嘩には発展しませんが、それでもちょっと火花が散ります。
そんな二院の対立の解消のために、本で感銘を受けた一言があるんだと、
嬉々として星の娘候補たちにスポーツでの交流試合の企画を語るプルート。

「『健全な精神は、健全な肉体に宿る』!これです!」


病弱なヤツは精神を病んでるとでも?
個人的には、あまり素直にうなずける言葉じゃないんですよね、これ。
インドア派で、あまり身体も強くない身としてはね。
……現実問題、ヤク中とかで問題になるスポーツ選手だっているわけですしね……



魔法院に参加を促しに来たマリン。
「基本的に若い人たちの集まりですから、私がしゃしゃり出るのはちょっと…」
全編通して、ヨハンの台詞に年寄りくささが光ります(笑)
もう公式年齢の27才は何処へやら。実年齢をおもいっきり強調してますよ(笑)

どうせやるなら勝ちたいけど騎士院はあいつら出してくるだろ、というユニシスの台詞をうけて、アークら騎士院面子登場。

しみじみ思うのですが、騎士院のテーマって、「○○参上!」てなシーンにぴったり(笑)!


ここでちょっとひっかかったんですが、
ユニシスとアクアは「あいつら」と言いました。
「あいつ」は迷わずアークだろう、と言うのは分かります。
でもこの場合、リュートが勘定に入ってるわけですよね。

人間性はともかく、技能面では、
リュート自身は別にずば抜けてはいないんだけど?
そりゃ、どちらかと言えば優秀な部類でしょうけど、アークのように群を抜いてはいない。
だからゲームのあの展開になったわけですし。

あ、そうか。問答無用でアークと一緒くたなんだね。

苦労するよなぁ、リュート……。


嫌だ嫌だと言っているわりに、アクアがヨハンと出ると言い出すと、「俺が出る!」と言い出すユニシスが可愛いです(笑)
……で、どっちに嫉妬してるんだ、ユニ(笑)?

このシーン、葵がアクアを呼び捨てにしてるんですが……葵さんって、アクアには「殿」つけるんですが。
ちなみに「Aoi Romance」ではちゃんとアクア殿になってました。



前途多難な魔法院と騎士院の面子に、プルートの言葉を思いだし、「試練ですね!」と握り拳を作っているマリンのもとに、満を持して(おい)シリウス登場(笑)

――シリウス、相変わらずコメディアンだ(笑)
マリンの紹介にも、「とっ………っても変な人」と力が入る(笑)


「そんなにぐったり疲れて。どうしたのです?ボビーも心配していますよ」
「ツカレテイルナラ、ボクノムネニトビコンデ〜」
「的が小さいです…」

「大変そうだね」
「シリウス様がいなければ、ちょっとは楽になれますよ?」

「君のその小鳥のように小さな胸に(後略)」
「小鳥で悪かったですね(怒笑)」
「あ〜すまない〜。悪気はこれっぱかしもないよ〜?」
「タブン」
「うう〜…絶対悪意だぁ〜」

「そうだ!じゃ結婚しよう!」
「はぁ――っ!?」



呼吸困難になるかと思いました(笑)

そして、例の如く、意味深なことばを残して去っていくシリウス。
聞き流すには重く、まじめに聞くには口調が軽い。ゆえに混乱を招く。
端で見てる分には面白いけど、交流を持ちたい人物じゃねーな(笑)

神経がナイロンザイルで出来てないと付き合いきれんから。




丘の上で、みんながテニスの練習をしています。
鳥の鳴き声が靴が床にこすれる響きに似て、屋内だか屋外だか、紛らわしい。

ユニシスとアクアのテニス練習。
この二人が揃えばとーぜんつーかなんつーか、登場すぐに、もめてます(笑)
完全に漫才(笑)葵もウケてます。アーク脱力してます。
ユニアク的に萌えて良いのかは微妙ですが楽しいです(笑)
つーか、よけられんのか、その球の応酬。




ここから、なけなしのシリアスシーン開始。

試合当日、ヨハンが行方不明でもめる騎士院と魔法院。
魔法院に喧嘩を売りまくるアーク。
言ってることはいちゃもん以外のなにものでもありません。

どうでもいいツッコミですが、この魔法院と騎士院との諍い。
騎士が抜刀する音が響きます。
あとあとの展開で、アークも剣を使います。
テニス大会に、帯剣してんのかおのれらは。

口論を仲裁しようとしたマリンに、アークが暴言吐く吐く。嫌味言う言う。
最初聞いてたとき、なんか裏があるのかな、と思ったのですが、
どうやらこの暴言、素だったようで。

葵編を聴く限り、この時点では三人が候補になってから、まだ日が浅いらしいので、あまり仲良くないってのもわからないでもないんですが。

――それを差し引いてもこのあたりのアーク、もの凄くやなヤツ(苦笑)。

そーか、騎士院の人たちが目にする普段のアークってこんなんなんだ。
……リュートは葵たちが現れるまで、こんなヤツのフォローを一手に引き受けてたんだねぇ。
そりゃキレるわ。


何のためにここにいる、何も出来ないんだから能なしらしくしてろ、余計なマネすんなと言われたマリン。
余計なマネなんかじゃない。必要だと思う事を一生懸命にやっている。それがアークにわかってもらえないことでも。自分にも何かできる、やってみせる。自分はこの試合でみんなが仲良くなってほしい。
今はとにかく行方不明のヨハンを見つけてくる、そしたら、みんな仲良くしてください、とマリンは飛び出します。
アーク、その場にいる面々からことごとく天誅を受けて孤立します。
とりあえず、アークに同情する気にゃ、カケラもなりません。
茶々を入れに来たシリウスにも…いや、ボビーにも小突かれ、
「あんたの相手をしてるくらいなら、ヨハンの野郎を捜すよ!」
とようやくアークも動きます。
素直に心配出来ないアークの性格が招いた事態ですが、こればかりは「捻くれてる」の一言で許して良いものかな…。



マリンに暴言吐いたアークに、一度は同意しながら、それでもアークに天誅与えるときのユニシスは、格好良かったです。
葵編でもそうですが、ユニシスの意見って、毒舌だけど、的を射てるんですよね。
アークのように捻くれた表現でもないですし。

その辺のくだりでこっそりアーク×ユニシスに萌えたのは内緒です(笑)



そのころの当のヨハンは、ソロイとともに隠密行動。
ソロイ相手に背筋が薄寒くなりそうな会話を繰り広げてます。
試合に出る気まんまんの、恨みがましいヨハンの声が新鮮です(笑)


シリウスの言っていた言葉から、プルートが危険にさらされていることを心配し、マリンは神殿に向かい、当のプルートに体当たりをかましつつ、合流を果たします。

プルートをねらう暗殺者の前に、毅然と立ちはだかるマリン。
そしてマリンの危機に、ヒーロー宜しくアーク登場。
「アークさん…なんでここに?」
「二枚目は都合良く出来てるんだよッ!」
そんな二次元のお約束ごとを偉そうに語られても(笑)

プルートをかばったときに負ったマリンの怪我を見て、駆けつけた面子がまずアークを疑うあたりが、本人の日頃の行いの悪さを表わしてますな〜。

でも、結局マリンがどうやって怪我を負ったのかがイマイチわからなかった(笑)
だって、立ちはだかっただけじゃ怪我は負わないし、暗殺者の凶刃はアークが防いだはずじゃ?
アークがマリンの怪我に驚くのもしかたないよな(笑)
「Aoi Romance」で「自分で転んだようなものですから」って言ってたけど……それらしいこと、あったっけ?
もしかして、立ちはだかった拍子に壁に手を擦ったとか?

毅然と立ちはだかったマリンのおかげで、アークの剣が間に合った、というプルートの証言で、ではほんとうにプルートを護ったのは、マリンじゃないか、という流れに。

倒したのは俺だと憮然とするアークが素直じゃない。
マリンは何も出来ない女ではない、という言葉に返す言葉も素直じゃない。


結局中止になってしまった交流試合を惜しむ面々に、「茶番だ」と言っていた当の本人が
「来週に仕切り直して、やろーぜ?交流試合ってやつをさ」と意外な発言。

そして突如現れるシリウス。
「それならば、私も参加させるように色々ルールを検討しましょう」
「だから、あんたはどっから出てくんだよ!」
いやホントにね(笑)
「ノンノン。それは乙女の秘密ってやつだよ、ハニー」
………メイメイさんですか?(笑)←ゲームが違います。




そして一週間後、仕切り直しのテニスの交流試合。
試合は意外な展開を見せております(笑)
どう意外かはぜひドラマを聴いてください(笑)


負けチームのぼやき。
「勝てる気のしない試合って、苦痛だなぁ……」
――相方も、少しはそーゆー気分が骨身にしみるといいね(笑)

茶をすすりながらヨハンの筋金入りのじじむささを語る葵と、
ぱたぱたと「ユニシス〜、先生……死んだ」とさらっと告げに来るアクア、
ツッコミ入れてるユニシスがらぶりー(笑)
……そしてアークとリュートのやりとりがトドメ(笑)

「おぬしなど、そのうちこてんぱんにしてくれるわ」
「ははっ、ま、いくらかかってきたって、結果は同じだけどなっ」
「アーク、それ勝ってる人の台詞だよ?」
「うるせー!精神的には勝ってんだよ点数では負けてても!」
すんげー悔しそうな、ちょっぴし泣き入ってるアークの台詞が楽しいですわ(笑)





マリンの頑張りが光ります。
ラブロマンスとか、友情話というより、マリンの成長物語。

男性陣でいろんな意味で一番目立つのはアークですが、アーク×マリン好きの人に向いているかと聞かれると、言いよどみます。
中盤の、マリンに対するアークの暴言を我慢出来るなら、かな。
マリンが身を挺して護り、かつCDのトリを飾るのはプルート。
しかし、一番オイシイとこ持っていったのは、ヨハンじゃないかと思います。
葵さんに肩も借りたしね!(笑)
ちなみに、ソロイは……いいとこなしですね。ていうか出番少なすぎ(笑)
アークやユニシスには、それなりに株を上げる機会があるのに。
アークは上げた株より下げた株の方が大きい気がするが、その辺はスルーする方向で。



しかし、あれですね。
キャラ語り頁のアークでも語っていることなんですが。
万能の天才は、一芸に秀でた者には敵わない。
てのが、意外なところで証明されましたね(笑)