サウナ

昨日はサウナに行って、汗を流した。９５度位の遠赤外線だそうだ。他に風呂、水風呂、プールなどがある。サウナの後は、１５メートルのプールを歩く。それを２，３度繰り返し、石鹸で体を洗う順序である。プール歩きは、計２０〜３０分をかけるが、昨日初めて見た老人は、歩行、水泳を交え、私の倍程の時間をプールに入っていた。その後、打湯というか、上から落ちる湯に、念入りに腰を打たせていた。白髪ながら、よほど体に手を入れているように見えた。老いていく肉体を、なお壮健に保ちたいのは、誰しも同じことなのだ。以前はここにパンツがあったが、経費節約として休憩室のほかには、サウナやプールでは今は置かない。当初プール歩行の時、下がすかすかして変てこな感じだったが、慣れてしまった。しかし泳ぐ人は、少なくも背泳はできないだろう。サウナ室では、最初が１５分位、２度、３度目となると１０分ほどで出るが、テレビがあるのでけっこう気が紛れる。コマーシャルまでもつくづく見てしまう。若い娘たちが、にっこりと可愛い声で、飛んだり跳ねたりしている。前には、スポーツマンらしき青年が、熱いお茶漬けをふうふう云って、かきこみ食べるのも面白かった。最近では谷夫人のコマーシャルで、銘柄米が売れているという。しかし何にしろ、私はコマーシャルで購買欲をそそられる事は、まずない。
サウナで汗を流すと、１，５キロほどの体重減となるが、後でそれだけの水分をまた補給するわけである。水分も様々だが、私の場合あと３，４日、夕方からの仕事があるので、水をたっぷり飲んだ。昨今はこのように、健康かつ清らかな生活を過ごしている。要するに飲むといえば、働かざる者飲むべからずと、誰かが云ったとか云わなかったとか。


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