移りゆく日々

音楽

音楽を好きでたまらないわけではない。40代の頃、つまりようやく青春が終わった頃に、ギターを4年ばかり習ったきりである。それも殆ど忘れた。

J.Kou


 この間、「お父さんの作曲New門」という本を買った。お父さんに出来るなら、お爺さんにも分かるだろうと思っ

 たのだが、なかなか難しい。それ程役に立ちそうにもないが、根を入れてやれば、何か得ることもあるだろう。

 私は概ね本を最後まで読み通すことが少ない。今度もこの分厚いのを、ぱらぱらとめくったばかりだ。

 人が聴いて、つい最後まで耳を傾けてしまったら、成功と行っていいかも知れない。雑音に耐えられず早々に

 切られたらとしたら、曲を作った者の未熟のせいであって、悲嘆に暮れる他はない。
 
 感涙に咽ぶといった傑作は、言葉の遊びであって、所詮望むべくもない。
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