J.Kou
秋の深まり
淋しさや釣りの糸吹く秋の風
上の俳句の作者は忘れたが、私の好きな句の1つである。
しかし川の岸辺が、コンクリートで塗られたせいか、釣りざおをたれる人も
少なくなった。朝のウォーキングも、秋冷えにつれて、怠りがちである。
布団にまどろむ朝のひと時は、至福と云っていい。
それでも、えい、とばかりに起き上がることもある。
なに、ほんの気休めに過ぎない。心持ちだけなりと、分かってもらえれば
有り難い。
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