俳句
あと幾つ迎へる秋か古稀となる 白鷺の田にも川にも遊ぶ秋 亡き伯母の歩きし道の鰯雲 雨雲の動き巻きゆく秋の山 子らを待つ妻の焼きたる秋刀魚かな 球場はまだ眠るなり秋の朝 溺れたる子の影瀬音秋の川 紅萩の大きく揺るる風のあり
俳句を作ろうとする意欲も、ともすればこの頃萎えがちである。日常の生活に、確たる目標がなかなか定まらない。重たい気分を引きずっているようで、気分が晴々しない。