移り行く日々

J.Kou

俳句

 今月は22日(木)が俳句会だが、仕事で行けなくなったので、作品だけでも出そうと思う。前回はパソコンの乱調で

行く気がしなかったし、月に2回きりなのに全く顔を出さないのも具合がわるい。だからせめて作品を提出しようと思い、

10句を作った。そして私と同年のようこさん、重さ70キロの、あのようこさんに明日にでもことずけようと思う。冬の着膨

れの時など寝転がったら、なかなか起き上がれないとのことで、気の毒というか、面白いというか、何とも云いようがな

い。それでいて、ご当人は平気なのである。

 ではその10句をここに示したい。ヴェテランのようこさん、何と云うだろうか。少し笑って、いいわねえと云ってくれるか

も知れない。 

富士登山妻の古りたるリュックかな 夏草に負けじと帽子鎌を取る
夏の山添ふて離れて雲動く 梅一個血液サラサラ願ふなり
花立の手すりに見上ぐる夏の空 日直の弁当トマトが添へてあり
金魚飼ふ教師のクラス水の音 温泉の男女は牽牛織女べつ
冷蔵庫扉に孫の予定表 炎天になほ碁会所へ通ふなり

表紙へ

目次へ