移りゆく日々

J.Kou


吟行会を休んで

  この間の吟行会は、休んでしまった。この頃何となし体が気だるく、気分が弾まない。とりわけこの会の人たちは、句作に

  熱心である。熱心の中に不熱心がいては、はなはだ申し訳ない。俳句にはそもそもが、それ程心引かれない。むしろ

  グループの人たちの営々たる努力を眺め、更には漬物作りや煮炊きの味自慢や、おばあさん達の生活の知恵といった

  ものを、聞いたりするのが楽しいのかも知れない。そしてお皿に山盛りのおやつが面白い。そして小食の筈の、ようこさん

  の弁当は、堂々たる二段弁当である。オリンピックだったら70キロ級だろう。

  数十分の間に、10句の提出はきつい。頭を捻りひねりしている時に、さあ、そろそろご飯にしましょうかなどと云われると

  混乱してしまう。次には5句程は準備して行こうと思う。自分の怠慢は、必ず自分にはね返ってくる。

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